memories of UK 2001-02 part2, ケンブリッジの思い出
2001年9月から約7ヶ月間、ケンブリッジの語学学校で学びました。 その後、ロンドンに移って半年間過ごしたのですが、やっぱり 「あぁ、青春だったなぁ~」 と思えるのは、たくさんの素晴らしい仲間に恵まれたケンブリッジでの7ヶ月間でした。 長かったような、あっという間だったような、今でも 「あれは夢だったのかなぁ」 と思うようななんともいえない時間でした。
ケンブリッジ(Cambridge)は、言わずと知れた大学の街。 イギリスのイングランド東部にあるケンブリッジシャーの州都です。 「Cam(ケム)」川という川が流れているのですが、そのケム川に架かる「Bridge(橋)」 で 「ケンブリッジ」。 私も2年前に訪れたドイツのハイデルベルクとは、姉妹都市になっています。
こちらは最も有名なキングスカレッジ。 ここでは「ケンブリッジ大学」という1つの大学があるわけではなく、いくつものカレッジの総称を「ケンブリッジ大学」と呼びます。 ケンブリッジには31のカレッジがあるそう。 日本の大学とはちょっと異なるシステムですよね。(ただし、いまだカレッジ制を維持しているとは言え、現在のケンブリッジ大学はロンドン大学やパリ大学のようなカレッジの集合体ではないとする説も有。)
ケンブリッジ大学出身のノーベル賞受賞者は81人(2005年10月現在)と、世界の大学・研究機関で最多だそう。 総長はエディンバラ公フィリップ、エリザベス女王の旦那様です。 これもウィキペディアで初めて知りました・・・。^^;
大学のすぐ裏手にはケム川が流れています。 こんな最高の環境で学べる学生達って、本当に最高ですよね。 そりゃノーベル賞も受賞しちゃうよ、みたいな。(違うか、、)
ヴェネチアではゴンドラに乗ったりはしませんでしたが・・・ここでは一応パンティングをしてみました。 わ~楽しい!というより、結構怖い。^^; 係の人に漕いでもらうこともできるし、自分達で漕ぐことも可。
手前が私、船を頑張って(?)漕いでいるのがSYさん(夫)。
ケム川に架かっている橋で有名なのは「数学者の橋」という橋なのですが、残念ながらネガをCD-ROMに移した中にはデータがありませんでした、、
なかなか素敵な街でしょう?^^
街の中心から離れて北の方に行くとちょっとヤバいエリアもありますが、、(私が最初ステイしていた家の近くのパブで、発砲事件もありましたからっ!) それでも「最高に素晴らしい街だった、ここで暮らすことにして良かった」と心から思います。
カレッジが点在する街の中。 退屈だ、という人も居たけれど、私はどうせ学ぶならアカデミックな雰囲気の街で学びたかったので大満足でした。
なぜオックスフォードじゃなくケンブリッジにしたかというと、オックスフォードは旅行で行ったことがあったから。 どうせならまだ行ったことが無い街にしよう、という単純な理由でした。
ところで、オックスフォード大学とケンブリッジ大学は、2つ合わせて 「オックスブリッジ」 なんて呼んだりします。 トニー・ブレア氏に代表されるように、オックスブリッジの方々が話す英語は独特なのだそう。 オックスフォード~ケンブリッジ~ロンドンを点で結ぶとトライアングルになるのですが、この三角地帯はアカデミックエリアなのだ、なんてホストファミリーに聞いたこともあります。
こちらはラウンド・チャーチ。 よく友達との待ち合わせ場所になっていました。
よく通ったスーパーのSainsbury's(セインズベリー)。 イギリスではよく見かける中堅どころのスーパーです。 それにしても、右端のおじいさまが素敵♪
偶然見かけたケンブリッジの卒業式。 日本の大学の卒業式ではローブを着ないので、「おぉ~っ!」と感激して写真を撮りました。 ケンブリッジ大学を卒業するって、どんな気持ちだろう・・・? ローブの上から掛けているスカーフは、カレッジごとに異なる色・デザインになっています。
さて、ケンブリッジといえば忘れられないのが「自転車」です。
語学学校からは、「自転車を必ず借りる/買うように!」と言われていました。 夕方以降、歩いて住宅街をうろうろしようものなら、物凄く危険だからです、、
こんな素敵なお庭の家がたくさん並んでいて「危険」だなんてとても思えないのですが・・・ 外国では用心に越したことは無いですよね。
ちなみに私が最初に住んでいたステイ先でも、自転車の盗難事件が1回 (家中のが盗まれたのに、なぜか後で私の自転車だけ戻ってきた)、ホストマザーが鍵を閉め忘れたことによる窃盗事件(私に被害は無し)が1回ありました。 自転車に乗らずに歩いていた韓国人学生が襲われて、時計と結婚指輪を奪い取られる、という事件もありましたし。 上にちらっと書きましたが、家の近所のパブでも銃による殺人事件があったりもしました。
なんだかこれを書いていたら、私が何も痛い目に遭わなかったことが奇跡のように思えてきました。^^; 私は運が良いのか、留学中も、そしてイギリスを含む海外旅行の時も、一度もスリや事件に遭ったことがありません。 もちろん、物凄く警戒しているから、というのもあります。
上の薔薇の写真を撮っていたら、このお宅の奥様が2階から顔を出して、「素敵でしょう?」と声を掛けてくれました。 「勝手に写真を撮ってすみません、あまりに綺麗だったので」 と言うと、「いいのよ!たくさん撮ってちょうだい」。
イギリスでは 「人種差別を感じる」 なんていうアジア人学生も多かったけれど (特に韓国の学生が過敏に反応していました)、私は正直全く感じませんでした。 どこへ行っても良い思いをした記憶しかありません。 たまたまラッキーだったのかもしれないですが、とにかくイギリスが大好きだったから何でもポジティブに受け止めていたのかもしれません。 とにかく、本当に幸せな1年間でした。
こちらは2軒目のステイ先。 1軒目のステイ先があまりにひどかったので、クラスメイトの韓国人シマが 「うちのステイ先が1部屋空いたからいらっしゃいよ」 と誘ってくれました。
2軒目のステイ先は、シティセンターにあって安全だったことと、学校から近かった点が最高でしたが、スペイン人のホストマザーはちょっと変わった人だったかも…。 朝いきなり部屋にバーンと入ってきて、「スーツケースを動かさないで!」と怒鳴ってきたり。(スーツケースなんて触っても無かったし、私はベッドにいたのに… 一体彼女は何の音を聞いたのでしょう?)
でも、イギリスでは珍しいぐらい食事が美味しかったので、それだけで満足でした。
下の写真のグリーンのプランターは、彼女の機嫌がよい時だけ私の部屋に置かれたもの。 爆
「あ、今日は置いてある」 ということで、急いでパチリ。
こんな写真も出てきました。 1軒目のステイ先で見かけた洗濯物ですが、この微妙なTシャツ、一体誰のものだったのだろう? (長音記号が横のままなのが残念、の巻。)
ナイトクラブで催されたハロウィンパーティーにて。 元々私は騒々しいのは好きじゃないのですが、あの頃は自分でも驚くぐらい積極的に何でも参加していました。 ちなみにこの日、私はベストドレッサー賞を頂きました♪ どんな仮装をしていたかというと、シスター(修道女)の格好・・・ 袖なしノースリーブにパンツスタイルで、頭にかぶるベールと首の周りの白い襟を付けていったのです。
彼は学校のコーディネーターのクリス。 とても良い人でした。
イギリスに遊びに来たうちの母の写真、パート2。 お母さん、ご要望通り載せましたよ!
私はいつまでも過去の事を引きずるタイプではないけれど (楽しいことも、悲しいことも)、それでもやっぱり忘れられない、忘れたくない大切な時間がここにはあります。 この時の楽しかった日々を思い起こせば、きっと私はこの後の人生で何があっても頑張っていける・・・
ちょっとオーバーですが、そんな風にさえ思うことがあったりします。 こんな時間を過ごさせてもらったことに、感謝。
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| 2002-01-02 00:00
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yossyの海外専用ブログ。2007~2017年までソウル、2017年春~バンコク在住。気ままに更新しています。
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