Switzerland2009 part4, 自然豊かな美しい街・バーゼル

途中で更新がSTOPしてしまっていた、スイス・バーゼル旅行の続きです。
バーゼルに嫁いだ日本人の友達、Yちゃんから聞いてはいたけれど、まさかここまで本当に自然豊かな場所で彼女たち家族が暮らしているとは思っていませんでした。 今まで御紹介してきたバーゼルの中心部はさすがに 「街」 という感じできちんと整備され、賑わっているのですが、車で少し行くとのどかな田園風景が広がっています。 空気が新鮮、美味しい!

こちらは彼女たちの家の近所にあるフラワーマーケットなんですが、こんなにナチュラルなフラワーマーケットは生まれて初めてでした。 なんとここ、お花畑から自分で好きな分だけ好きな花を切り、自分で計算して無人の集金箱の中にお金を入れていく、というシステムなんです。

お花好きな女性にはたまらないマーケットですよね。
「本当に素敵!」 と言って感動している私を見て、Yちゃんは 「え、そう? 今まで一度も買ったこと無かった」 と言っていたけれど、意外と自分の家の近所って素通りしちゃうものなんですよね。
今回はバーゼル初旅行の私があちこちで感動しているのを見て Yちゃんは 「え、そうかな?」 と驚いていたけれど、私達のような海外生活者にとっては 「人から自分が暮らしている場所を褒めてもらう」 って大事だと思います。
私はソウルで暮らし始めてからソウル生活に馴染むまでかなり時間がかかったんですが、普段は自分で 「つまんない場所だな」 なんて思っていたような場所を 旅行で遊びに来てくれた友達が 「本当に楽しい!」 と言ってくれたりすると 今まで気付かなかったその国の魅力が分かって凄く嬉しいし、「そうか、私が住んでいる国もまんざら悪くないんだな」 なんて誇らしくなり、生活していく上でのパワーになるから…

よっぽどその国が大好きでどうしても暮らしたかった、なんて人じゃない限り、結婚して外国で暮らすというのは精神的に辛い事がたくさんあるものです。
だけど、少しずつ現地で友達が出来たり、子供が生まれて家族が増えたり、仕事や趣味などの生きがいを新しく見つけたり、たまに日本から友達や家族が来てくれて 「あなたの住んでる場所って本当に楽しいね、素敵だね」 なんてちょっと言ってくれることで元気が出たり、そんな小さなことの積み重ねで私達海外生活組は気持ちの安定を図って暮らしているのかもしれません。

さて、話を美しいフラワーマーケットに戻しましょう。
こちらのマーケットではかなりの種類の花を栽培していたのですが、私達が遊びに行った7月は特にユリとヒマワリが素晴らしかったです。

そういえば、家に花を飾っておくと、花が家の中の邪気を全て吸い取ってくれる・・・なんて聞いたことがあります。 うちの母は 「特に独身の娘がいるような家では、お花ぐらい常に飾っておかなきゃだめよ」 といって花を欠かさず飾っていて感心するのですが、私のような不精な人間にはなかなか難しいもの。。

こちらは何だかすっかり秋めいてます。

普段Yちゃんがベイビーちゃんを連れて散歩するというコースを案内してもらいました。
ひゃ~、本当にのどかだ。

こちらの白い塊は、冬の間の牛さん達のエサ??

マイナスイオンたっぷりの小川。 涼しい風がそよそよ吹いてくるし、とにかく気持ちの良い場所で何時間でも佇んでいられそう。 Yちゃん曰く、オバマ大統領の声というのは、この小川が発する音と同じような周波なのだそうで、それが聴く人たちを魅了し心地よくしているのだとか。 ほぉ~

飼い主さんは犬をちゃんとリードでつないでくださいよ、という看板が出ているすぐ近くを、ノーリードのワンちゃんと飼い主様がお散歩・・・

私達もノーリードで美味しくお食事中~

ボクもノーリードなの。 でもいい子だから大丈夫だよ! (・・・と言ってるかは分かりませんが。)


こんな感じで1日目はバーゼル市街とYちゃん宅周辺をお散歩して十分癒され、2日目はバーゼル動物園へ。
普段はあまり自然に親しむような遊びをしない私ですが、スイスだからでしょうか、緑の中を散歩するのがたまらなく気持ち良かったです♪
日本の動物園には久しく行ってないもので比べられないのですが、ここバーゼル動物園は動物たちをごく自然に近い形で飼育しているように感じました。 私達もかなり近くで動物を見ることが出来ます。

動物園にしては立派なレストランもありました。 ・・・が、お値段も立派で。。 汗
Yちゃんがよく 「スイスは全てが高い!」 と言っていたけれど、今回その意味がよーく分りました。
でも本当に申し訳なかったことに、ほとんどすべてYちゃんとRの夫婦が支払ってくれて・・・
あぁ、本当に申し訳ない! 2人が東京 or ソウルに来てくれる際には、めいっぱいおもてなしするから期待していてね!

以下のランチ、4人分で確か8000円近くしたと思います、、、 スイス、さすがです。

SY(夫) はすっかりベイビーちゃんが気に入ってしまい、しょっちゅう話しかけていました。
「ほら、僕が食べさせると喜んで食べるんだよ!」 とご満悦の彼・・・。
Yちゃんから許可をもらったので、ラブリー過ぎるベイビーちゃん (と食事を食べさせているSYの手)
を載せますね。
「はい、あ~ん」

あ~、あまりに可愛らしくてすっかり癒されました♪
SYなんて、ベイビーちゃんを見てからすっかり子供が欲しくなった様子。 (まだ先の予定ですが、、)
ところで全然話は変わるんですが、この動物園でビックリ仰天なマダムを見かけました。
動物園の入口のベンチに座っていた時のこと。 入口の目の前にあるアイスクリームスタンドでマダムがコーンのアイスクリームを買っていたんですが、ちょっとした拍子に上のアイスの部分が地面にポトンっ!と落下してしまったんです。 周囲の人たちもマダムも 「あっ!」 とビックリ。 それを見ていた親切なアイスクリーム屋さんが 「いいですよ、もう1度アイスを乗せてあげますよ」 と言っているのにマダムは 「大丈夫よ」 と言って地面に落ちたアイスクリームをむんずと鷲掴みにし、なんとコーンの上に乗せました。
「まさか、まさかよね・・・」 とドキドキしながら見守っていた私の目の前で、悠然と何事もなかったかのようにマダムは その落ちたアイスクリームを食べ始めました・・・・・・・・・。
私の隣に座ってにっこりしながら 「落ちちゃったわ~」 と言って(←推測) 手をアイスでドロドロにしながら食べているので、思わず 「どうぞ」 とポケットティッシュをあげてしまいました。 いやぁ、強烈でした~

Yちゃん夫婦と会うのは約7年ぶりだった今回のバーゼル訪問、皆あまりに変わって無くて可笑しかったり、でもやっぱり変わった部分もあって不思議な気もしました。
2002年の時点では私達は誰も結婚していなかったし、もちろんベイビーちゃんなんて居なかったわけで。 あぁ、人生の中で特に20代~30代にかけてというのは物凄く大きな変化が起こる時期なんだなぁ、と改めて感じました。
Yちゃん、R、今回は本当にありがとう。 皆がそれぞれ自分たちの場所で少しずつ頑張っていけたらいいね。
私もほどほどに、マイペースで頑張ります。
帰りの電車の中から見た美しい夕日。

せっかく楽しいバーゼル滞在だったというのに、SYのミスで (彼は駅の人のミスだ!と言っていたけれど) 何と帰りの電車の切符を間違って予約してしまっていたことに駅で気がついた私達。 選択肢はない、ということで、とにかく直近のフランクフルト行き電車に飛び乗りました。
事前購入で格安切符を買っていただけにドキドキしたのですが、検札に来た若いドイツ人の車掌さんに 「これこれしかじかで間違ったチケットを購入してしまった」 と力説したら、手もとの機械をピッピッピッと押され、「本来なら一人70ユーロ、合計140ユーロ頂かなければいけません。 でも僕の場合はOkさ!」 と そのままスルーしてくれました! いやぁ、あれは物凄くラッキーでした。
実はSYさん、今日もRに会いに 日帰りでバーゼルまで行っているのだそうです。 どんだけ仲がいいんだ! でもソウルに戻って来てしまったら、今度はいつ会えるか分からないものね。 今のうち、いっぱい話して楽しんできてね。
国を超えて心が通じ合える友達がいることに心から感謝した、今回のヨーロッパ滞在でした。
■
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by yossy_uk
| 2009-08-25 00:00
| Switzerland
yossyの海外専用ブログ。2007~2017年までソウル、2017年春~バンコク在住。気ままに更新しています。
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