Chicago2015 part5, 街イチオシのヘミングウェイ生家へ
フランク・ロイド・ライト艇を出た後は、同じ通り沿いにあるヘミングウェイの生家へ向かいました。
タイトルにも書いたように、どうやらここオーク・パークはライト邸よりもヘミングウェイの家の方を推しているようでした。
ヘミングウェイの生家もライト邸と同様、ガイドツアーでしか周ることができません。 季節によって若干異なるかもしれませんが、私が行った時は1時間に1回だけツアーが行われているようでした。
生家で入館料を払ってツアーの予約をしたら、「まだ少し時間があるから、ここからすぐの場所にある博物館の方を先に見てきてください」とのこと。生家と博物館はセット料金になっているため、追加で入館料を払う必要はありません。
こちらが博物館。外観はなかなか立派ですが、実際はかなり
展示室は、ビックリするぐらい「ザ・地方都市の残念な展示スペース」になっていました。映画のパネルが置いてあったり、やたらたくさん並べられた椅子の真ん中に、ブラウン管のモニターが設置されていたり。(でも映像は流れていない)
途中から妙に可笑しくなってきてしまって、「どこの国でも同じなんだなぁ…」となんだか微笑ましく思いました。
展示自体の見学は見事3分で終了。電源の点いていないモニターの前に並ぶ椅子に座って10分ほど休憩してから、生家に戻りました。
生家、なかなかキレイです。 この周辺は高級住宅地になっていました。
(シカゴ中心部からの途中駅は明らかに貧民街になっていたのに…すごい差です)
こちらが生家の入り口。思わず「なんてタッキーな…」と呟いてしまいました。タッキーって、もちろんタッキーと翼のタッキーじゃなく「tacky」です。。日本人的には何だか大喜利でも始まりそうに感じてしまいます。
でもこちらの壁紙は、ヘミングウェイが暮らしていたころのオリジナルのものではないそうです。
ついでに、ツアーの最初にガイドさんから衝撃のひとことがありました。ズバリ、「あらかじめ言っておきますが、この家に置いてある家具や装飾品などは、ほとんど後から買い足して置いてあるものです。オリジナルのものは少ないです」。。。
「そして私はアメリカ人じゃないので、英語は聞きにくいかもしれませんがご了承ください」とガイドさん。。。もちろん移民の国アメリカですから全然構わないのですが、なんだか最初から色々ツッコミどころ満載のツアーでした。
この時間帯にツアーに参加したのは、私以外に1組だけ。おばあさんと娘らしき人が2人の3人組。観光客の方かと思ったら、シカゴ在住なのだそうです。
オリジナルの調度品じゃないことは分かっているけれど、可愛らしいテーブルウェアの数々にはやはり心がときめきます。
下の写真の洗濯台はオリジナルのものだそう。椅子の部分は、ヘミングウェイのお母さんが特別に注文したのだそう。確かにずっと中腰で洗濯していたら、腰が痛くなってしまいそうですものね。
2階部分のベッドルームを見て歩きます。そういえばガイドさん曰く、この家にはエレベーターもついているのだそう。もちろんヘミングウェイの生きていた時代には無かったでしょうから、後から付けたのだと思いますが。(ツアーに同行したおばあさんは「私も階段をのぼるから大丈夫」とエレベーター使用を断っていました)
このベッドは後から置いたものなのかオリジナルなのか忘れましたが、とっても小さくて、現代のアメリカ人の皆さんが寝るには狭いだろうな…という感じでした。私でも窮屈に感じてしまうサイズかも。
子供用のベッド。日本人の私から見たら思い切った模様の壁紙もとっても可愛らしかったです。
私がすごく好きなタイプの床の模様。どうでも情報ですが、東京の実家の玄関もこの白黒模様になっています。(当時小学生だった私が選んだ)
ツアーの最後に1階に戻り、小さな部屋に置いてあるオルガンを見ました。もはやエピソードが思い出せませんが、ガイドさんから聞いた話に「なるほど」と思った記憶が。ブログもあまり時間が経ってから書いたらいけませんね。
ツッコミどころは色々ありましたが、個人的には妙にツボというか、なかなか楽しいヘミングウェイさんの生家訪問となりました。ライト邸に行くついでに時間があれば立ち寄るには良いと思います~
本来はここでホテルに預けていたスーツケースをピックアップして空港へ行き、空港で明け方まで時間をつぶして飛行機に乗る予定にしていたのですが、どうやらシカゴの空港は深夜過ごすには全く向いていないことが分かりまして…
飛行機の時間もあいにく変更できなかったため、「怖い思いをするよりは、少しもったいないけどホテルを予約して休もう」と決心しました。
人生で初めての、いわゆるドミトリー部屋を予約。
これって普通なんでしょうか? ズバリ、カーテンが下まで来ていないため、寝ている顔が外から丸見えになります。。しかも、私が与えられたのは上の写真の右上部分だったのですが、はしごが付いて無かった!(大汗)
仕方ないので、左側のはしごをのぼり、エイヤッと右側に飛び移りました。シカゴまで来て、まさかこんなにアクロバティックなことをするハメになるとは… (他の人たちが部屋に戻ってくる前に、思わず何度か飛び移る練習をしてしまいました。生真面目な私??です。)
はい、このようにカーテンを閉めても外が見えます。↓
寝ていたら視線を感じるので目を開けたところ、アメリカ人らしきお姉さんがカーテンの隙間からこちらをじーっと見ていました。汗
そんなこともあろうと思っていたので驚かずに「ハーイ」と言ったら、あちらも「ごめんなさい、覗くつもりは無かったのだけど、誰かすでに入室して寝てるのか気になって…」と。
「飛行機の時間が明け方だから深夜3時前にここを出ますが、音を立てたらすみません」とあらかじめ誤ったところ、「ここはそういう宿だからノープロブレム」とのことでした。でもやっぱり他の人たちが寝ている時にがたがた起きて出ていくのは気を使いますね。
おそらく私の今後の人生でドミトリー部屋を選択することは2度と無いだろうと思いますが、、短時間だけの滞在などで割り切るなら良いかもしれません。
(その割にはすっごく部屋代が高かったですが。シカゴだけに…)
ホテルの人にタクシーをお願いして空港へ。「電話でタクシーを呼んでください」と言ったのに、すぐ道で拾えるし安全だからといって道で拾ってきてくれました。。何事もなくて良かったです。。
シカゴのオヘア空港は、見事に深夜時間をつぶせそうな場所はありませんでした。羽田とか成田みたいにベンチでゴロリと寝転んで乗り継ぎ便を待っている外国人がいる…なんて光景は絶対に見ることは無さそうです。
この時点で午前4時ぐらいだったでしょうか。飛行機の時間に合わせてかろうじて開けてくれたマクドナルドが神々しく見えました。。
夫の待つメキシコ・モンテレイへは直行便が無かったため、ダラスで乗り継ぎました。もっと田舎の寂れた空港を想像していたのに、到着したターミナルは結構近代的で。「おぉ~」と驚いたのもつかの間、少し歩いてみたらやっぱり何もない空港だったのですが…
こんな感じでシカゴ滞在は終了。
夫が「シカゴは絶対に君が気に入るタイプの都市だと思うよ」というので今回立ち寄ってみたわけですが、結論的には「一度行けば十分」でした。もちろん建築物は素晴らしかったし、見どころもたくさんある都市ではありましたが、妙にビジネスライクな雰囲気が漂っていて観光気分になれなかったというか…
きっと私の肌に合うタイプの場所ではなかったのだろうと思います。初めての都市なのに1人旅行だったせいで緊張していたのかも。
とはいえ、機会があれば一度は行ってみることをオススメしたい場所には違いありません。シカゴ美術館は、私が今までに行った中でもベスト5には入るであろう素晴らしい施設でした。あそこに行くためだけにシカゴを訪れてもいいと思うほどです。
次回はメキシコ・モンテレイ編です。
(引きこもりを余儀なくされたため、ネタはほぼありませんが…)
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| 2015-09-20 00:00
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