Chicago2015 part4, 必見! 高級住宅街に佇む巨匠フランク・ロイド・ライト邸

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フレンチマーケットでブランチを食べた後は、オークパーク(Oak Park)というシカゴ郊外の街へ向かいました。目的地は建築の巨匠、フランク・ロイド・ライト自邸およびスタジオです。

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フランク・ロイド・ライトは世界的に有名なアメリカの建築家で、ここシカゴのあちこちで作品を見ることが出来ます。彼の建築物は 帝国ホテル(1967年取り壊し正面玄関部分のみ移転) や自由学園明日館など、日本にもいくつか残されています。





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ライト自邸のあるオークパークへは、グリーンラインのClark Lake駅から電車に乗って40分ほど。空港からホテルへ向かう時に降りた、あの駅です。

事前にインターネットでチェックしてあったオークパーク情報によると、「オークパーク自体は高級住宅地だが、途中の駅は物騒な雰囲気の場所もあり、危ない感じの人たちも乗ってきた」とのことだったので緊張… なるべく安全そうな人たちと一緒に車両に乗るように注意しました。

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プラットフォームで電車を待っていたら、明らかにオカシイ様子の黒人女性が近寄ってきて話しかけてきたので首を横に振ると、"Son of a bitch!"と言われました。。。汗

私、女性ですけど、女性に対しても "Son of a bitch!" って使うんだ…と少し感心しました。普通は" bitch!" だけかと思うんだけど。(かなりヤバい人だったのでその辺も曖昧なのかも…)

この女性、私以外にもプラットフォームにいる人たち全員に同じことを繰り返してました。



切符は1日乗り放題券もあるけれど、どうせ電車に乗るのはオークパークへの往復だけだろうと思ったため、3ドルの1回券を購入。駅で買い方を迷っている観光客らしき人もいたけれど、普通に3ドル入れて「1人」のボタンを押せば大丈夫。

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上の写真の右側を見ていただくと分かるように、グリーンラインはハーレム行きに乗ります。オークパークはその1つ手前。ハーレム… その単語から、嫌な予感しかしない印象です。(すでに "Son of a bitch!" と叫ばれてるし、、)



ネット情報にあったように、やはりオークパークへ向かうまでにはかなり危ない雰囲気の寂れた駅をいくつも通りました。プラットフォームに居た人たちも、身なりが良くない人ばかりで。

実際は危ないことは無かったのですが、やはり緊張感はありました。

そういう人たちが電車に何人か乗り込んできましたが、彼らの様子を見ていて改めて分かったのは、貧しい層の人たちは非常に肥満度が高く、同時に話し声も異様に大きいことが多い、ということ。 私が普段暮らしている韓国のアジュンマ・アジョシなんて目じゃないぐらいの声量で怒鳴るように話していました。



色々ありつつ、どうにかオークパークに到着。後で気付いたのですが、オークパークは私が乗ってきたグリーンラインの駅と、メトラという電車の駅が別々にあるようです。

私は最初気が付かずにメトラのほうの駅を地図で見てしまっていて、駅を出て左手の大通り(住宅街)を10分以上歩いてしまったのですが、後から「駅を出たら右側の高架下をくぐって行かなければならなかった」と気付きました。皆さんもご注意ください。

これが私が利用したグリーンラインのオークパーク駅。入り口を出たらすぐ右手の高架下をくぐらなければなりません。↓

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下の写真が高架下。 ヘミングウェイの幼少時の看板がバーンと出てますが、どうやらこの街はライトさんよりもヘミングさん推しのようだ…とここで気付く私…

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高架下にはなぜか愛の南京錠コーナーがありました。

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電車の中では緊張感を強いられましたが、オークパークはとても閑静な住宅街。大通り沿いの住宅もどれも小奇麗で明らかに高級感があり、それらを見て歩くだけで優雅な気持ちになるような素晴らしさでした。

と同時に「たった1駅か2駅違うだけなのに、こんなにも格差があるのか…」と愕然としたり。

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途中、ヘミングウェイの生家や博物館を通ったのですが、まずは少し離れたロイド邸から行ってしまうことに。 駅から10分以上は歩いたでしょうか。大通りをひたすらあるいて途中で左折です。

ほとんど誰も歩いていないような住宅街だったのに、さすがロイド邸の前には観光バスが停まっており、すぐに「ここだ」と分かりました。(ということは、観光客の多くはツアーに申し込んでバスで参加する場所なのでしょうね…)


門を入ってすぐ左手のこちらがライト邸です。

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チケットは門を入って右側にある建物で購入します。ちょっとしたお土産屋も併設。

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ライト邸は自分で自由に見て歩くことができず、チケットを購入するときに必ずガイドツアーに申し込まなければなりません。

もしかしたらかなり待たなければならないかもと覚悟していたのですが、夏だったせいか10分に1回ガイドツアーが行われており、私もすぐ10分後のツアーに参加できることになりました。

事前にネットで調べた情報によると、館内は写真撮影不可とのことだったのですが、受付の人に「追加で5ドル払えば撮影可能」と言われたので申し込むことに。撮影権を買った人は、このように赤い丈夫な紙のタグを腕に付けられます。

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蛇足ですが、駅周辺にはスーパーやキオスク的なものは無いので(カフェはあった)、必要なら飲み物などは事前に買っておいたほうがいいかもしれません。一応ライト邸の敷地にも小さな自販機が1つあったのでコーラを買えましたが、こういうところの自販機って売り切れとか故障もありがちですしね…


しばらくお庭のベンチで待った後、時間が来たのでガイドさんの元に集合。

大きな荷物は館内に持って入ることが出来ないので受付の人に預けるよう言われます。外にロッカーがあり、係の人に荷物を預けて引き取りタグをもらいます。貴重品用に、女性はポシェット的なものがあったほうが便利かもしれません。

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私のグループは20人ぐらいいたでしょうか。そのうち5人が赤い撮影可能タグをしていました。事前にガイドさんから「説明を受けている最中はなるべく撮影しないように配慮してください」と言われます。


ドキドキしながらライト邸内へ。

入った瞬間から「あれ? 日本ぽい…」と感じました。

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それもそのはず。この家はライトが日本滞在から帰国した後に作られた家だそうで、日本の影響を強く受けたデザインになっている、とガイドさん。海外で新たに発見する日本の美です。

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この食器棚も、茶箪笥っぽい。

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電気を点けていなくても光が柔らかく家中に差し込むのが素晴らしい…

自分が結婚して何度か引っ越しを経験してみると、家というのはパっと見のつくりだとかデザインはそんなに重要ではなく、いかに光がしっかり入るかや 窓を開けた時に風がちゃんと家じゅうを回るかが非常に大事だと実感します。(電気やエアコンを使う頻度も減ってエコにもなるし)

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天井の素晴らしいデザインが、ザ・ライト建築です。

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今でもモダンに感じるデザイン。木のぬくもりを多く感じます。

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ここも入った瞬間に日本を感じた部屋。

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ガイドさん曰く、この壁の模様も日本の影響を強く受けているものだそうです。

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壁に掛けられていた書簡。日の丸みたい…と思ったら、ライトが日本に渡航した時の渡航許可証だそうです。奥さんの分と2つありました。

でもライトさん、奥さんとの間に6人もの子供もいたのに不倫して家を出て行ってるんですよね… とほほほほ。。

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アーチ形の屋根とグラスが素晴らしかった部屋。ライト邸はカーテンを使わない窓が印象的です。

今でこそカーテンの無い窓は普通ですが、たっぷりと長いカーテンを窓にかけるのが当たり前だった当時の住宅からすると、かなりイレギュラーなデザインだったのだろうと思います。この自邸は、ライトにとって自分のスタイルを形成する上でとても重要な試作品だったのだそうです。

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日本の行燈からヒントを得たという明かり。

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シンプルかつモダンな直線の美しい窓ガラス。

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その他、写真は撮りませんでしたが、子供たちのためにパーテーションを使って小さく区切った部屋があったり、ここはライトが家族のために試行錯誤して作り上げたお城だったんだな…と随所で感じることができました。結局不倫して出てっちゃってるけど… ←また言う



自邸を見学した後は、スタジオ(仕事場)を見学しました。

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詳しい説明は覚えてないので、写真だけ貼っておきます。スミマセン。。

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ガイドツアーは約1時間で終了。開始前は随分長いんだなと思いましたが、いざ始まってみるとあっという間の1時間でした。建築のことはわからない私ではありますが、本当に素晴らしくて感動しました。

前日のシカゴ美術館同様、これを見られただけでシカゴに足を運んだ価値が十分あったと大満足です。


ちなみに、このライト自邸の周辺にもライトが手掛けた建物が点在しており、オーディオガイドを借りて自分で見て歩くことができるそうです。

オーディオガイドは日本語版もあるようで、庭の小さなテーブルで貸し出しをしていました。時間がある方はそちらも回ってみてもいいかもしれませんね。ただし一般家屋なので、中を見学することば出来ないようです。



ライト邸に大満足したところで、ついでに 最後にオークパークの街イチオシの(?) ヘミングウェイさんの生家に寄ってみることにしました。

Part5に続く。


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by yossy_uk | 2015-07-31 00:00 | USA


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