France2011 part4, モネの「睡蓮」連作 @オランジェリー美術館

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今回の旅ではあまり時間的に余裕が無く、ほとんど美術館に行けなかったのが残念だったのですが、「ぜひここだけは行きたい!」 ということで、オランジェリー美術館(Musée de l'Orangerie)に行ってきました。 オランジェリーはモネの「睡蓮」で有名な美術館。 既に記事をUPしたルーブル美術館のカフェ・マルリーから徒歩で行けちゃいます。

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実は私、東京では「オランジェリー美術館展」に行ったことがあるのに、当のフランスで行くのは初めて…。 そういえば私が初めてフランスに行った時は、改装中だったのです。 今ちょっと調べてみたら、改装には6年間(2000年~2006年)もかかったのだとか… 時間かかりすぎでしょ、、と思うけど、そんなものかしら。^^;



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ルーブルからチュイルリー公園をまっすぐ歩くと、右手に一番上の写真にある大観覧車が見えてきます。 更に更に歩くと、左手にオランジェリー美術館がお目見えします。

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15分ほど並んで館内に入りました。 あまり時間が無かったので (というか、制限時間は30分弱!) モネの部屋と常設展だけ見られるチケットを購入。 絵画が大好きな人なら何時間もかけてじっくりご覧になったらいいと思うのですが、「ほどほどに好き」 な方なら、ミニマムのチケットだけ買って1時間ほど見るというのがいいかも。 小ぢんまりとした美術館なので、あっという間に見終わる感じです。

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パリを歩いていてもそんなに日本人が多いとは感じなかったのですが、さすがにここは日本人だらけでした。 やっぱり日本人はモネ好きですね~

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入ってすぐのところに、モネの睡蓮の連作が壁一面に貼られた部屋が2つあります。 この部屋は高さ2m、広さ500㎡の楕円形になっており、天井から自然光が優しく差し込んできます。 そう、この「光」がとても大切なキーワードなのだそうで・・・。 2000年に始まった大改装では、オランジュリーが最もオランジュリーらしかった当時の空間を取り戻すことこそが、最大の目的となったのだそうです。

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モネさんは70歳を過ぎてから最愛の妻アリスと長男ジャンの相次いで亡くし、自身も次第に視力を失っていったそうです。 画家にとって視力を失うほど恐ろしいことは無かったはず…。

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そのモネが、自らの人生の最後を託したのは、「睡蓮」の壁画で一室を飾るという壮大な計画でした。 そして1918年には、睡蓮の一連の作品を国家に寄贈することを提案したそうです。

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結局彼は1926年に86歳で亡くなるまで、何度も何度も繰り返し睡蓮の絵に筆を入れ続けたそう・・・。 そして彼の死から数ヵ月後、チュイルリー公園の一画にオランジュリー美術館が開館しました。 つまり、ここにはモネの魂が宿っているということですね。

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月並みな感想ですが、さすがに睡蓮は素晴らしかったです。 一度ならず、二度三度と通いたい場所。 出来れば人が少ない朝一番に行き、じっくり思う存分立ち止まって観賞したいです。


さて、地下にある常設展の方も忘れずに見ましょう。 こちらにも素晴らしい作品がたくさん置いてあります。

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途中にはミュージアムショップも有。

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ヨーロッパの美術館って写真撮影OKなところが多くて驚きます。 昔、「自称:美術関係者」 という留学生が 「美術館に本物なんて展示してあるわけないでしょう? よく出来た模写をかけてあるんだよ。 本物は暗い倉庫で保管してるに決まってるから。」 なんて言ってましたが、こんな風に一見無防備に陳列されているのを見るたび、この人の台詞を思い出してしまいます・・・^^;

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やっぱりルノワールは素晴らしい。 印象派は何故か日本人の心に響きますね・・・

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このピアノレッスンの絵の少女バージョン、ずいぶん昔に東京の美術展で見ました。 ピアノの練習は大嫌いだったけど、この絵を見てから 「もうちょっとピアノ頑張ろうかな」 と思ったりしたので、印象に残ってます。(単純・・・)

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飾り気の無いコンクリート打ちっぱなしの展示会場でも、天井からの光があるお陰で素晴らしく美しい空間になっていました。 まさにオランジェリーが狙った「光」のマジック、ですね。

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外に出ると、遠くにエッフェル塔が。 遠くからだけでも見られて良かった!

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初めてパリを訪れた時は、正直 「なんで日本人はこんなにパリ・パリって騒ぐんだろう?」 なんて思ったりしたものですが、何度か訪れるうちに 「やっぱりパリは凄い」 と思うようになりました。 そう、パリは大人のための街ということなのかも・・・。 これからも短期間でいいからちょくちょく行けるといいな。

パリの記事、あと1回だけ続きます。


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by yossy_uk | 2011-08-28 00:00 | France


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