UK2011 part9, ブラウンズホテルのアフタヌンティー

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アフタヌンティーをしに、ブラウンズ・ホテル(Brown's Hotel) にやって参りました。 ウォレス・コレクションを出て徒歩10分ほどの距離です。 ブラウンズ・ホテルのティールーム 「イングリッシュ・ティールーム」(The English Tea Room) は、英国紅茶協会の2009年度ガイドブックでロンドンの最優秀ティールームに選ばれたこともある、有名ティールームなんですよ♪ (2009年度だけじゃなく、確か過去にも何度か受賞していたと記憶しています。)

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ブラウンズは1837年創業の老舗ホテル。 リッツやサヴォイのような煌びやかさは無く、どちらかというと小ぢんまりと落ち着いたホテルで、イメージとしては御茶ノ水の山の上ホテルみたいな感じ…? アガサ・クリスティのお気に入りホテルで、彼女の作品 『バートラム・ホテルにて 』 にも登場したり、ユーミンの 『時のないホテル』 のモデルにもなったそうです。





ウォレスコレクションからホテルまでの途中、ブランドのショップが建ち並ぶニューボンドストリートを通ったのですが、ここはいつ見ても煌びやかですね~ (私はいつも素通りのストリートです。^^;) イギリスブランド、バーバリーやダックスなども。

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地図を見ながら小道に入り、どうにかブラウンズホテルに到着。

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ホテルの前にも、ティールームの前にもドアマンが立っているわけでもなく、「あれ?本当にここでいいの?」 と一瞬不安になる感じ。 でも大丈夫、自分でドアを開けると、ウェイトレスさんが名前を聞いてくれます。

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そうそう、念のために書いておきますと、こういった有名ホテルでのアフタヌンティーは予約なしでは入れません。 ブラウンズでも1ヶ月前だと曜日によっては一杯になっていますし、リッツなどの超有名どころは2~3ヶ月前の予約が必須です。(お茶するためにそこまでリキ入れなきゃいけないって一体、、、)

以下、ブラウンズホテルのアフタヌンティーメニュー表です。

・Traditional Afternoon Tea is £38 per guest
・Champagne Afternoon Tea (シャンパン付) is £47.50 per guest
・Rosé Champagne Afternoon Tea (ロゼシャンパン付) is £52.50 per guest

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そう、一番ベーシックなアフタヌンティーセットでも38ポンド、つまり日本円で5000円ぐらいするんですよねー。 円高の今でこれなので、一昔前なんて7000円、8000円の世界でした。 これで感動するぐらい美味しいのならまだ納得ですが、正直イギリスのアフタヌンティーって 「雰囲気は良いけど味はイマイチ」 がお決まり。。 今は日本の一流ホテルでもアフタヌンティーが楽しめますけど、あちらは平均2500円~3000円程度が主流。 ぶっちゃけ、お味とお値段だけ考えたら東京の方がずっといい・・・と思います。

とはいっても、イギリスに来たからにはぜひ1度は本場のアフタヌンティーも楽しんでみたいもの。 当然ながら歴史の重みや雰囲気が日本のそれとは全く違います。 UKティーカウンシル主催の例のベストアフタヌンティー賞をとったようなティールームなら、レベル的にもお墨付きなのでオススメです。(確実に予約したいなら、2ヶ月以上前に!)

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紅茶リストの中から好きなものを1つチョイス。 私は確かブラウンズオリジナルブレンド、のようなものにしたと思います。 本当は好きなだけ種類を選べたようですが、ウェイトレスさんが聞いてくれなかったこともあり、一種類しか楽しめなかったのは残念。 ハイシーズンで忙しかったのかしら…。 そうそう、1杯分ぐらいの茶葉をサービスでお土産に持たせてくれます♪

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そして・・・三段プレートが来ました! 三段プレートは下から順に、サンドイッチ、スコーン、ケーキの順番で乗せられており、通常は下のプレートから順番に食べていきます。 食べる時は、プレートだけトレーから取り外してテーブルの上に乗せてOK。(ご存知の方にはくどい説明ですね・・・スミマセン。)

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実は私、上2段のプレートを見てビックリしました。 今までイギリスのティールームでは見た事が無いぐらい繊細だったので・・・。 スコーンも凄く小さいひとくちサイズだし、丁寧にリネンのナプキンに包まれ、乾燥しないようになっています。 実はここ、10年ぐらい前にも1度来たことがあったのですが、その時は全然そんな風には思いませんでした。 更に質が向上したのかしら?

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まずサンドイッチから食べたのですが、これがまた 「イギリスなのに!」 とビックリするぐらい美味しかったです。(←失礼ですよ!) 中に入っているものも1つ1つとにかく凝っていて繊細な味付け。 カレー風味に味付けしてあるものまでありました。 kayさんも 「美味しい!」 と感動していたので、これがイギリスではどんなに難しいことであるかを力説しちゃいました。

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そしてミニミニサイズのスコーンもすごく美味でした。 ホテルに入った瞬間は、「あれ? ここってこんなに小ぢんまりしてたっけ…? 以前はもう少し重厚感があって素敵だったイメージなんだけど…。 アフタヌンティーは1度しかしないんだし、どうせならもう少し煌びやかなホテルを予約すればよかったかなぁ」 と少々気持ちが盛り下がったりもしたのですが、ひとくち食べ始めてからは 「ここで大正解だった!」 と確信しました。 もう、それぐらい美味しかったです。(あくまで私基準なので悪しからず…)

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ご家族でアフタヌンティーをしに来ている人達や、若い女の子グループ (多分イギリス人) で来ている子達など、以前と比べたら客層もバラエティに富んでいたように感じました。 

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それもそのはず、つい最近まで 「アフタヌンティー」 といえば、実は外国人旅行客ぐらいしかやらなかったのだそう。 私もイギリス人に 「えっ、ホテルでアフタヌンティーしたの? それはスノッブだねぇ。 イギリス人はそんな場所に行かないよ」 なんて言われたぐらいでしたから。 日本人でも誰もが抹茶と和菓子を食べるわけじゃない、というのと同じ感覚でしょうか。 が、あるウェブサイトによれば 「最近、イギリス人がアフタヌンティーに戻ってきた」 のだそうです。 アフタヌンティーも立派な伝統ですから、良いことですねー。

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ここのクロテッドクリームが絶品でした。 コクがあるのに全然しつこくなくて、甘みも抑えてあって。

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完食のサンドイッチプレートを見たウェイトレスさんが 「お代わりはいかがですか?」 と言うので、「サーモンのをお願いします」 とお願いしたのですが・・・ フルセットでドーンと持ってきてくれました。^^; アフタヌンティーではサンドイッチやスコーンはお代わり自由が基本です。(無料)

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サンドイッチもスコーンも感動的でしたが、何より感動したのがスイーツのプレート。 通常、こういった場所で食べるケーキ類って甘すぎてウウッとなることが多いのですが、ここのはどれも甘さ控えめで上品なお味。 2人で少しずつシェアして食べましたが、どれを取っても全部美味しいなんてこと、これが初めてでした。 私はタルトは元々あまり好きじゃないんですけれど、ここのはサクッと軽い食感が素晴らしく、「ちゃんと美味しいところで食べたら本当に美味しいんだなぁ」 としみじみ思いました。

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窓の外には、通りを挟んで向かい側にあるティファニーのビルが。 妙に入口が狭くて入りにくいティファニー、、

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そうそう、今年初めて感じたことですが、クレジットカードで支払いをする際の機械がかなり進化しているようです。 このティールームはサービス料は込みでは無かったのですが、カード払いする際に自分でサービス料の金額も機械に打ち込まなきゃいけないシステムだったんです。(汗) 分かりにくかったですよ~。 「service fee」 とか 「tip」 みたいに分かりやすく書いてあればまだいいものを、初めて眼にする単語だったもので (kayさんも知らなかった) 一瞬たじろぎました。 確か 「gratuity」 と書いてありましたけど・・・これって常識単語?^^;

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手順としては、ウェイトレスさんに機械を渡されるので、まずそこで打ち込んである金額を確認し、エンターキーを押す → 次にサービス料を自分で打ち込む画面に移るので金額を打ち込んでエンター → 合計金額が出るので確認してエンター・・・ みたいな感じ。 昔はカード払いでもレシートに直接サービス料を書き込んだり、とりあえずサ税抜きの金額をカードで切った後 チップはコインで置いたりしてたものですが、ややこしくなりました・・・ (尚、ホテルに限らずレストランでも 最初からチップ分込の値段で記載されていることもあるので、レシートはしっかりと見ましょう。 そうしないと、2重でチップをあげることになってしまうので。)

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もっと緊張感があるぐらい華やかな雰囲気が好き!という方はともかく、あまり緊張することなくとても美味しいアフタヌンティーを楽しみたければ このブラウンズホテルはイチオシです。 kayさん曰く、「頭の中にイメージしていた通りの、イギリスらしいアフタヌンティーだった」 とのことです。 ご参考まで♪


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さて、「緊張感があるぐらい華やかな雰囲気」 でアフタヌンティーを楽しめる場所といったらリッツホテルでしょう。 偶然リッツの前を通りがかることがあったので、kayさんに 「ちょっと雰囲気だけ見てみる?」 と言って入ることにしました。

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・・・ら、さすがはリッツ。 入口で 「マダム、お部屋番号は?」 と聞かれました。 セキュリティ対策バッチリです。 「いえ、宿泊じゃなくアフタヌンティーです」 「ご予約はありますか?」 「はい、もちろん。(心の中: もちろん・・・ありません。予約しようと思ったけどもう一杯だったんです・・・)」 とニッコリし、ドアを開けて頂きました。 心臓の弱い方にはあまりオススメしません。^^;

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リッツのティールーム 「パーム・コート」(Palm Court) は、ハイシーズンだと3ヶ月ぐらい前の予約が必要な大人気ティールーム。 とにかく豪華絢爛、老舗の高級ホテルならではの雰囲気に溢れています。 リッツに入った瞬間、「タイタニックでディカプリオが一等船室のパーティーに入った瞬間、目を見張った時の気持ちがよく分かった」 とkayさん。^^; (彼女、時々物凄く面白いこと言うんですよね~ぷぷっ)

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・・・でも、お味はごく普通だった記憶が。 スコーンもお土産に持たして下さったりしたけれど、母と2人で 「申し訳無いけど、これは食べられないわね」 と言ったりしましたから。 いえ、もちろん普通には美味しいんです。 でも、本当に普通で・・・期待したほどではなかったというか。 今はもしかしたらもっとお味もグレードUPしているかもしれませんので、いつかまた機会があれば行ってみたいとは思います。

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「ディカプリオの気持ちが分かった」 は かなりの名言となりました。 ぷぷぷ。

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リッツの紹介ビデオもありました。 ティールームの様子も観られます。





さてさて、今回はブラウンズでアフタヌンティーをしたわけですが、実は他にいくつか候補を挙げていました。 ちょっと予約した時期が遅くなってしまった関係上、すでに予約で一杯だったホテルが以下の3つです。 次回ロンドンに行く時はぜひ早めに予約しなければ!


まずは5つ星ホテルのクラリッジ。 今年2011年度、英国紅茶協会が主催するティーガルド賞を受賞しました。 ベーシックなアフタヌーンティーで35ポンド。

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英国ティー・ギルド協会による2007年の「トップ・ロンドン・アフタヌーティー・アワード」に輝いた、ザ・ドーチェスターの 「ザ・プロムナード」。 お値段は29.50ポンド~。 厳選されたサンドイッチやスコーン、ペストリー、そして世界各地から集められた紅茶を楽しむことができるそうです。

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そして映画 「ノッティングヒルの恋人」 の最後のシーンにも出てきたサヴォイホテル。 宿泊するのは到底無理なホテルですが、お茶ぐらいならいつか・・・

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更に詳しくイギリスのアフタヌンティープレイスを知りたい方は、Automobile Associationから ごく最近でた3rd版の 『Afternoon Tea (Aa Lifestyle Guides)』 なんていうのを参考になさってみてもいいかもしれません。

Afternoon Tea (Aa Lifestyle Guides)

Automobile Association




すっかり長くなってしまいました。 今回の旅では本当に色んな場所で紅茶を飲みましたが、今度は飲むだけじゃなく自分でも美味しいお茶が煎れられるよう、少しお勉強したいと思います!


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by yossy_uk | 2011-07-19 00:00 | UK


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