France2009 part8, ボルドー(1) 世界遺産の街を散策

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夏休みで ボルドー に帰省中のフランス人の同僚が、「もしあなたもフランスに来るのなら、ぜひボルドーにも遊びに来て」 と言うので、2泊3日で行ってきました。 パリからボルドーへは高速列車TGVで約3時間の距離です。

恐らく皆さん 「ボルドー(Bordeaux)」 のことは 「ワインの名産地」 として御存知だろうと思います。 ボルドーはフランスの南西部に位置する都市で、アキテーヌ地域圏の首府、ジロンド県の県庁所在地です。 湾曲部にそって三日月形に市街地が形成される港町で、2007年には美しい歴史的街並みを残す地区が世界遺産になりました。

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ところで、今回のボルドー旅行なんですが、少々要領が悪くて・・・ 





実は前回まで記事をUPしていたパリ旅行から直接行ったのではなく、一旦フランクフルトに戻った後、また日を改めて行ったんです。 日本から旅行に来ていた母と妹をフランクフルト空港から東京行き飛行機に乗せ、その翌日、再度私一人でパリを経由しボルドー行きの電車に乗り継いで行ったという次第で・・・。 フランクフルトからだとボルドーまでトータル7時間かかったのですが、さすがに疲れました。

ただ1つ良かったことは、ソウルで大変お世話になった日本人の先生がちょうどフランスを旅行中の時期と重なったため、彼女もお誘いしてボルドーで落ち合う事が出来たこと。 Aさん、本当にありがとうございました!

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予約していたホテルで無事Aさんと落ち合うことが出来、ひと安心。

部屋で今までの旅の話を聞いた後、ホテルの前に迎えに来てくれたフランス人の同僚 (仮にセリーヌと呼ぶことにしますね) と合流しました。 普段はキリリと髪を1つに結んでいるセリーヌですが、この日はゴージャスに髪をなびかせ、サングラスにラフなジーンズ姿。 それもまた素敵。

在韓12年のセリーヌ、ボルドーには一年に一度しか帰れないそうで、「私も普通の観光客と一緒よ」 と言いながら、あちこちで写真を撮っていました。

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元々はフランスにまで足を延ばす予定は全く無かった 今回のヨーロッパ滞在。 でも母に 「フランクフルトだけじゃなくパリにも行きたい」 と言われてパリを旅行することになったり、セリーヌに 「ボルドーに遊びに来てね」 と言われて行くことにしたり、結局2度も足を運ぶことになりました。 その結果、イギリス一辺倒だった私がすっかりフランスの魅力にハマってしまったのだから、たまには人が言うことも素直に聞いて動いてみるものですね。 今は 「またフランスに行きたい病」 にかかっています。

オペラ座です。 ↓

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   オペラ座の通りに面した窓が開くと・・・素敵なレストランが出現。

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ボルドーはとにかく美しい街でした。 鉄道の駅からトラムに乗り、シティセンターで降り立った瞬間、セリーヌが 『パリも素晴らしいけれど、ボルドーは世界で一番美しい街だと思うわ』 と言った理由がよく分かりました。 街並みを見ただけで感動して胸が震えたのは生まれて初めて。 ボルドーまでは遠かったけれど、彼女の台詞を信じて来てみて本当に良かったです。


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私の写真の撮り方が悪くて素晴らしさが伝わらないのが残念なのですが、下の写真はボルドーでも非常に有名な場所で 「Miroir de l'eau、水の鏡」 といいます。 薄く張った水が鏡のように周囲の景色を反射して本当に綺麗! 水の鏡の奥には川が流れています。 写真の右手奥に写っている大きな橋は、ナポレオンの命令によって作られたのだとか。

セリーヌ曰く、7月14日のフランス独立記念日の日には川沿いで花火が打ち上げられ、その花火が水面に反射してきらめいている様子は 言葉にならない程美しかったそうです。

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あまりに可愛かったワンちゃん。 飼い主さんに声をかけて、写真をパチリ。 よほど暑かったのか、立ってはすぐペタッ!と水面にしゃがみ込み、またスクッと立ってはしゃがみ・・・を何度も何度も繰り返していました。 気持良さそう~♪

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ちょっとした街角に出現した黄色いポスト。
フランスではポストが黄色いのはごく普通のことだそうだけど、赤いポストに慣れている私には新鮮です。

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クイズ: 下の写真の白い扉は一体なんでしょう? ↓

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答え:
地下ワイン倉庫への入り口! セリーヌの御実家にも、かつてはこういったワイン倉庫があったそうです。 さすがはワインの産地、ボルドーらしい家の造りですね。 ^^

玄関に入るメインのドアも素晴らしいデザインのものばかりで溜息が出そう。
ボルドーの建物にある窓枠や鉄格子などのアイロンワークは、いずれも非常に繊細で美しかったです。

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下の写真のメゾンの鉄格子も、とても素敵なデザインでしょう?

・・・でも、よーく見て下さい。 建物がちょっと黒ずんでいるんです。

セリーヌ曰く、ボルドー市は街並みが世界遺産になる少し前あたりから一斉に 「壁磨き」 を始めたそう。 目立つメインストリートの建物は割と早く掃除が完了したけれど、裏通りや奥まった場所にある建物はこれから順次壁磨きが行われるのだとか。 綺麗に磨き上げられた乳白色の壁も美しいですが、黒ずんだ壁もそれはそれで歴史の重みと味わいがあり、とても素敵だと思いました。 (そうそう、黒ずんだままの壁があるストリートは、歴史的なドラマを撮影するのによく使われるそうです)

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ワンちゃんのフンはこちらのビニールに入れて持ち帰りましょう~♪
似たような箱、ドイツやスイスでも見かけました。 飼い主はビニール袋を持って歩かないのか・・・

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ところで、今回声をかけてくれたセリーヌですが、職場で研究室をシェアしている関係で仲良くなりました。 私が勤務している大学では、外国人の専任講師には2人で1室の研究室を与えてくれるのですが、彼女とは今年から同じ部屋になったんです。 彼女は、私の中の 「フランス人」 のイメージそのもの、とてもオシャレでスマートな人なんですよ。

例えば、彼女が私の部屋に移ってきた日のこと。 鍵を開けて部屋に入った瞬間、自分の研究室があまりに おフランスでアートな空間に大変身していたもので、別の人の部屋に入ってしまったと勘違いし、慌ててドアを閉めてしまった・・・なんてエピソードがある程。 だって普通、イーゼルに立てかけた油絵のキャンバスなんて職場にディスプレイしておかないですよね・・・

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あまりに可愛らしい看板に惹かれて思わず入ってしまったショッピングアーケード。

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あら、今日はどこも閉まっているのかしら・・・と思ったら、静かに営業中でした。

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商店街を歩いていたら、こんなお店を発見。日本のマンガやアニメを扱っているお店・・・?

街の中心部に大きな本屋があったので入ったのですが、そこにも日本の漫画コーナーがあり、マニアな感じのフランス人の青年が一心不乱に立ち読みをしていました。 私は 「のだめカンタービレ」 の第一巻だけ日本語版・韓国語版と持っているのですが、フランス語版も買おうかかなり悩みました。 結局買わずに出てきてしまったけれど・・・




パリは観光客で溢れかえっていて歩いていてうんざりしたのですが、ここボルドーは驚くほど人が居なくてビックリしました。 夏休みで住民の皆さんは他の都市に旅行に出てしまっていたのかもしれませんね。 幸運にもクローズしているお店がほとんど無かったので、ちょこちょこっと可愛らしいお店を覗いて歩くことも出来ました。 こういう時は女性同士の旅行が楽しいのです♪

Aさんに 「ちょっと入ってみましょう」 と言われて入ってみたお店。 ↓

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ところが店内に一歩入った瞬間、私の方が夢中になってしまいました。 オリーブオイルの専門店なのですが、とにかくディスプレイが素敵、揃えてある品数も半端じゃない! いくつか試食 (パンも用意されている) も出来るようになっていました。

試食してみた中から 非常に美味しかったバジルテイストのオリーブオイルをお土産用に購入することに。 素敵なマダムの店員さんが本当に親切で、 「日本から来たの? お土産かしら?」 と言って、驚くぐらい丁寧に1つ1つラッピングしてくれました。 えぇ、少々丁寧過ぎるぐらいに・・・ パラフィン紙で商品を包み、袋に入れ、パンチで穴をあけてリボンを通し、そこに金具を付けて、という具合。


看板とディスプレイが可愛らしいマカロンのお店も見つけました。 ↓

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時間帯とストリートにもよるけれど、人がかなりまばらです。

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こちらは荘厳で美しいサンタンドレ教会。 街の中心部から徒歩でも行けますが、トラムに乗るとあっという間。(実は翌日Aさんと2人だけで行った時の写真なのですが、記事編集の都合上、ここでいっしょにご紹介しちゃいますね)

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中に入ることも出来ます (無料)。 ロンドンのセントポールのような装飾が豪華な教会もそれはそれで素晴らしいのですが、人があまり居ない静まり返ったこの教会の素晴らしさにはとても敵いません。 教会のすぐ近くには、これまた素晴らしく美しい市庁舎の建物があるので一緒にどうぞ。

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お菓子好きの方ならきっと御存知だと思いますが、ボルドーは 「カヌレ」 でも有名です。 街のあちこちにカヌレの専門店があるので、私達も1つ買い、道端でパクリと食べました。 でも時間があれば、本当は店内でゆっくりお茶しながら味わいたかったな~ 

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お菓子つながりでもう1つ。 素晴らしいチョコレート細工のお店がありました。 もはや芸術品です。 店内は撮影禁止だけど (堂々とビデオ撮影してるヨーロピアンがいた)、外のショーウィンドーは大丈夫。

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食べ物といえば、御存知スーパーマーケットのカルフール。 日本では入ったことはありませんが。 お惣菜類も揃っていて、お昼を軽く食べたい時など便利です。 調味料の品揃えはさすがフランスですよね。

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もう1つ、食べ物つながりで書いちゃいます!フランスのパンといえば 「PAUL」。 東京にも支店がありますが、フランスでは本当にどこにでもある身近なパン屋さん。 とにかく美味しい。 私は電車に乗る時に何度か買って食べました。 PAULのパンとオシャレな雑誌があれば、電車での長旅も苦痛じゃないでしょ? ^^



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美しいステンドグラスのあるカフェ。 あ~、時間があればカフェにも沢山入りたかったなぁ・・・
考えてみたらボルドーでは一度もカフェに入れなくて残念。

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そろそろお腹が空いたね、ということでオシャレな小道を歩いてレストランを探すことに。

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レストランのメニューの前に、「私をモデルに写真を撮ってくださいな!」 と言わんばかりの白鳩が居ました。 思わずパシャっと撮ったら、周りにいたフランスの人達に笑顔で 「ナイス!」 と言われました。 ほんと、この白鳩ちゃん、絵になっていたんですよ~。 ね?

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う~ん、ここのレストランは典型的なフランス料理が食べられそうよ・・・と真剣にメニューを見つめるセリーヌ。

ディナーの様子はまた明日♪
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by yossy_uk | 2009-08-24 00:00 | France


yossyの海外専用ブログ。2007~2017年までソウル、2017年春~バンコク在住。気ままに更新しています。


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