UK2009 part7, 思い出の地、ケンブリッジ(2)

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私の中のケンブリッジの思い出といえば 「自転車」、そして 「パブ」。 2001年にも 今回下の写真を撮ったのと全く同じ場所で写真を撮ったのですが、大きく引き伸ばして東京の実家に置いてあります。 あの日も雨が降っていたけど、今回も凍えるような雨が降っていました。

ケンブリッジは自転車が無ければ動けないような街で、私が通っていた語学学校では よほど学校から近い場所に住んでいる学生以外は 自転車を買うか借りるよう義務付けていました。

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というのも、ケンブリッジはちょっと北の方に行くと怪しげな人が住んでいたりして危険なので。 まさに私が最初にステイしていた家があった地域です。 夕方、うっかり徒歩で1人で歩いていた韓国人の留学生(男性)が数人の強盗に襲われ、歯を折られた上に結婚指輪と高級時計、現金を奪われたなんて恐ろしい事件もあった程。 その彼、ショックでそれ以降は全く英語を話さなくなってしまい、韓国人の仲間とだけ付き合っていました。




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な~んて怖がらせるような事を書いてしまいましたが、街の中心部は本当に夢のように美しい街なんです。
今なら 「ここでなら一生暮らしてもいいかも」 と思う程。

オックスフォード大学とケンブリッジ大学を合わせて 「オックスブリッジ」 なんて呼びますが、まさにオックスブリッジ出身の人々が操る典型的なブリティッシュイングリッシュを話す人たちが溢れ、イギリスの中でも特に 「イギリスらしい」 と感じられるような雰囲気が漂っている街です。

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今回のプチ遊学では奮発してワングレード上の 「スーペリアホームステイ、地下鉄ゾーン1・2限定」 を申し込みましたが、つくづく思うのは 「住むところは本当に大事だ」 ということ。 街の雰囲気が綺麗で安全なのはもちろん、住んでいる人たちも中流家庭以上で安心出来るし、食事も非常に美味しいし (これ、イギリスでは凄いことです!)、住むところだけはケチっちゃいけないですね。

2001年にケンブリッジに留学していた時は、最初の家があまりに酷かったので途中で学校から近い家に移ったのですが、驚くほど安心して暮らせるようになりました。

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さて、私にとって自転車以外に思い出深いものが 「パブ」 です。

パブの語源は 「パブリック」 だそうですが、その名の通り誰でも気軽に立ち寄っておしゃべりを楽しめる素晴らしい場所だと思います。 私は正直、日本の居酒屋のギャァギャァとした雰囲気が苦手なので、このイギリスのパブみたいな気楽で落ち着ける場所が日本にもあればいいのになぁ・・・といつも思います。

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上の写真の 「The Eagle Pub」 は、SY(夫)が2001年にルームメイトだったRと初めて2人で飲みに行った思い出のパブなのだそうです。 っていうかSY、妙なところで記憶力良すぎ。 彼は私のホームステイ先の場所も全て覚えていたし、「そんなに全部覚えていたら疲れるでしょう」 と時々心配してしまう程。 (私があっけなく色んな事を忘れすぎるということもあるけれど・・・)

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SYはRとの思い出のパブで飲みたがったのだけど、人気があるパブなのか、あいにく満員で入れず。 仕方ないので、近くにあった別のパブに入ることにしました。 パブ、7年ぶりです。

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私がいつも注文していたカクテル (確か名前はバカルディ) が置いてなかったので、店員さんに「軽くて飲みやすいカクテル」 とお願いしたらサイダーが出てきました。 サイダーというのは、日本の炭酸飲料水のサイダーとは全く別のもので、炭酸入りのお酒の一種です。 味がいくつかあったけれど、今回店員さんが出してくれたのはラズベリーか何かのテイストで、とてもあっさりしていて私は好きな味でした。 SYは懐かしの 「ステラ」 を。

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イギリスのパブの好きなところは、カウンターで自分の好きなお酒を1杯だけ頼み、適当に席に着いたら余計なものを注文しなくても何時間でもおしゃべりに興じられる気楽なところ。 お金の無い留学生たちにとっては本当に有難い遊び場で、私も2001年には週に何度もクラスメイト達を誘って辞書片手に近所のパブに行っていました。 元々はそんなにマメに人と付き合うタイプじゃない私だけれど、あの頃は人が変ったように毎日誰かと会い、週末ごとに遊びに出かけ、とにかく積極的でした。 今思い起こすと、英語は教室でよりも 教室の外で学んだ方が多かったように思います。

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さ、雨も少し上がってきたので、キングスカレッジの方に歩いてみましょう。 ひどく立派で歴史を感じられる門を見ると、「あぁ、ここはケンブリッジだ」 と感じます。

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そういえば今回のホストファミリーの娘さんは建築が御専門なんだそうで、ケンブリッジ大学のなんとかカレッジで教鞭をとっていらっしゃるのだそう。 超優秀です。

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キングスカレッジの裏に広がる草原で牛が草をはむ、の図。 今回初めて見ました。

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この日は本当に 「ブリティッシュウェザー」 で、急にシャワーのような雨が降ったり、突然止んでパーっと晴れたりと変なお天気でした。 7月の終わりだというのに、イギリスは驚くほど寒いです。 半袖やサンダル類ばかりたくさん持ってきてしまって後悔しているところ。

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ケンブリッジを訪れる人が必ず来る場所、キングスカレッジの正門前。
7年間で街の様子はかなり変わってしまったけれど、ここは昔と全く変わっていません。

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自転車に乗っている皆さんは、雨が降っても気にせず濡れたまま走り続けます。

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雨がさっと上がった後、SYが 「空、見て!」 と言うので見上げたら・・・

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目の前に広がる美しい虹。 写真では1本だけですが、実は2本出来ていました。
虹を見る機会なんてめったに無いので、何だかとても幸せな気持ちに。

ケンブリッジに6か月住んでいた頃は、「やっぱりロンドンに比べると退屈だなぁ」 なんて思ってしまったけれど、今こうして再び 「旅行」 という目的で訪れてみると 「本当に魅力的な街だったんだな」 と気付かされます。 そんなものかも。 今私はソウルに住んでいて 「いまいち楽しくない」 と思ってしまうことも多いけれど、今後日本に移住することにでもなったら 「本当に素敵な街だったんだなぁ」 なんて気付かされるのだろうな、などと考えながら虹を見ていた私でした。


私たちの思い出の場所ケンブリッジ、また数年後に行くから待っててね。
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by yossy_uk | 2009-07-28 00:00 | UK


yossyの海外専用ブログ。2007~2017年までソウル、2017年春~バンコク在住。気ままに更新しています。


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